Maria先生インタビュー

まずはMaria先生がお力に目覚めたきっかけや思い出などからお伺いしていきたいと思います。

最初の不思議な体験は幼稚園の頃でした。夜、寝ようとして目を閉じると、真っ暗なはずの視界に色とりどりの小さな星が広がるのが見えるんです。怖いものではなく、心が落ち着き安心できる光景でした。今思えば、あの頃すでに自分の内なる宇宙のような世界とつながっていたのかもしれません。

小学生になると、人を見て「この人はこうなっていくのかな」と自然に感じるようになり、実際その通りの出来事が起こることもありました。当時は占いという意識はなく、ただ直感や勘が当たる感覚でしたね。自分のことより、人と関わる中で相手の本音や心の奥にある望みが伝わってくることが多く、それが霊感霊視の始まりだったと思います。

プロフィールを拝見したところ、思春期の頃は対人関係で悩まれたこともあったとか？

そうなんです。人の感情を敏感に受け取りすぎて、たとえば友達が「これいいね」と言っても、「本当はそう思っていないな」「実は嫌なんだな」と感じ取ってしまうんです。そんなことが続き、この感覚が少し嫌になることもありましたね。

最初のころは、そうした感覚を抑えて周りに合わせようと頑張ってみたのですが、すごく疲れてしまって…かといって自分を出すと「なんか他の子と違う」と距離を置かれてしまうこともあり、いわゆる生きづらさのようなものを感じていました。

そうした感覚的なお力が占いと結びつくまでの経緯をお聞かせください。

社会人になってからも人間関係に悩み、自分を見失いかけた時期がありました。そんなときに出会ったのがオラクルカードで、自分で引くうちに少しずつ心が整理されていったんです。

ちょうどその頃、スピリチュアルの先生にも出会い、「あなたはそういう感覚を持っている人だから、無理に周りと同じでなくていい」と言われたことで、初めて自分を肯定できました。

そして宇宙の法則などを学ぶ中で、「嫌な出来事も自分のエネルギーの反映なんだ」と気づくようになって。瞑想や深呼吸で心を整える時間を増えるうちに、体が温かくなったり、高次元から言葉を受け取れるようになりました。

そこから占い師の道へと進もうと思ったきっかけとは？

正直なところ、自分で選んだというよりは「導かれた」という感覚が強いです。
もともと目に視えないものは少し苦手で、自分からは避けていたのですが、気づけば自然とその方向へ流れていました。
成人してからも職場で恋愛や夫婦関係などの深い相談を受けることが多く、何気なく伝えた言葉が「助けになった」と感謝されることもありました。
そうして家族や友人の相談を受けるうちに少しずつ口コミで広がり、対面やメールなどいろいろな形で占いの道を深めていきました。

日々鑑定のためにしているルーティーン、こだわりはありますか？

当然のことかもしれませんが、まずは自分自身を整えて、鑑定の際に自分の思考や感情を入れずにまっさらな状態でご相談者様とつながるようにしています。リラックスできるように部屋ではキャンドルを灯したりもします。今の季節は金木犀の香りですね。鑑定後はご相談者様の“こうなりたい”という想いや願いをお相手に届け、もしふたりに誤解やすれ違いがあればエネルギーを通してそのズレを整えるようにしています。

具体的には、どのような流れでお客様のお悩みを解決していますか。

まず私とご相談者様とのエネルギーをつなぐところから始まります。その上で、対人関係の悩みであればお相手の方のエネルギーも読み取り、感じとった状態やメッセージをお伝えします。それから、おふたりの守護霊や魂的な存在にも働きかけ、現実的に「こうしてみると良い」というような高次元からのメッセージもお伝えしていきます。

たとえば、恋愛の相談で「彼と次に会えるのはいつですか」など時期を聞かれた場合はどうされますか？

これがなかなか教えてもらえないんですよね。直感で「2ヶ月後」とか降りてくることもあるんですけど、ピンと来ない場合は、私の方から上の存在やエネルギーに働きかけて、「10月、11月、12月はどうか」など具体的に訊ねて、そこで強く感じたタイミングをお伝えしたりしています。必要に応じてカードも使ったりもします。

必ずしもお相手から良いアクションがあるとは限らないですよね。そういうときはどのように対応をされていますか。

喧嘩をしたり関係がうまくいっていない時に「彼はいつ動くのか」と聞かれることがあります。そんな時は、彼の気持ちや様子をそのまま読み取り、お伝えします。たとえば、意地を張って反応がない場合などは、「今はこういう状態だから、こちらから連絡するか、スタンプひとつ送るなどの自ら小さなアクションをした方が関係が進みやすい」というようなアドバイスをお伝えしています。

そのほか様々なお客様を占うなかで、大切にしていることはありますか？

やはり、ご相談者様の気持ちにできるだけ寄り添うことを大切にしています。たとえば「彼と一緒にいたい」とご相談に来られても、鑑定の中で「相手にこだわりすぎていた」「本当に望んでいたのは別のことだった」と気づかれることもあります。そうしたときは、お話を丁寧に伺いながら、その方の本当の願いを掘り下げていきます。

恋愛相談では、結果だけでなく「なぜうまくいかないのか」という原因もスピリチュアル的な視点からお伝えしています。恋愛がなかなか波に乗らない場合には、時期を早めるためのアドバイスや、その方が自分らしく恋愛できるよう意識しながら、前向きにお話を進めています。

たとえばお相手の意識が仕事など別の方向に向いているときは、無理に引き戻そうとせず、「今はこういう状況なので、その間にあなたはこうしてみましょう」といった形でアドバイスしたり。ご相談者様が納得できるよう、言葉の選び方にも気を配りながら、ご自身の状況を客観的に見られるようサポートしています。

恋愛や対人関係以外で、得意とするご相談内容はありますか？

ほかにもお仕事（適職など）に関するご相談も、霊視で視させていただきます。基本的には、どんな内容でもご相談者様とつながるほど自然に言葉やメッセージが降りてくるんです。リピーターの方とは特にスムーズにつながれる感覚がありますね。とはいえ、やはり一番大切なのはご相談者様が心を開いてくださること。その分、メッセージも受け取りやすく、短い時間でもしっかりお伝えできると感じています。

占い師をやっていて「よかったな」と感じるのはどんなときですか？

ご相談者様の気持ちが沈んでいるときにお電話をいただいて、私の言葉が少しでも勇気づけられたり、立ち直るきっかけになったと聞くと本当にうれしいです。あとは、お相手とのすれ違いが解消されたり、「実際に会えました！」なんてご報告をいただくこともあって。私がお伝えしたことをうまく紐解いて現実の中で役立ててくださっているのを実感すると、「やっていてよかったな」と心から思いますね。

最後に、Feelをご利用のみなさまへメッセージをお願いします。

どんなご相談にもまず共感し、気持ちに寄り添うことを大切にしています。霊感でご相談者様やお相手の心を読み取ることを得意としていますので、恋愛や対人関係でお悩みの方は、ぜひ鑑定で現実に役立つヒントを受け取っていただき、うまくご活用していただけたらいいのかなと思います。

質問は以上です。ご協力ありがとうございました！